CA Technologiesは7月9日、Linux環境におけるバックアップ/リカバリに特化したデータ保護ソリューション「CA ARCserve D2D r16.5 for Linux」を発表した。

「CA ARCserve D2D r16.5 for Linux」は、データやシステムを含めて丸ごと簡単にディスクにバックアップすることができる製品。また、ファイルやフォルダ単位にリストアできるだけでなく、OSやデータを一度に復旧できるベアメタル復旧も提供する。

「CA ARCserve D2D for Linux」は、任意時点の復旧ポイントからファイル・レベルでリストアを行え、変更のあったブロックだけをバックアップすることで、保護対象サーバの負荷を軽減しつつ、バックアップ時間を短縮する。

また、物理環境と同様の簡単な操作で仮想サーバも保護でき、異なるハードウェアにも対応するベアメタル復旧(BMR)も可能。

セキュリティ面では、AES暗号化でバックアップ・データの機密性を高め、組み込み型の圧縮機能を利用することで、ストレージ容量を削減する。

出荷開始日は7月22日で、参考価格(税別)は10万円～(保護対象の1Linuxサーバあたり、1年間のメンテナンス付)。