日立ソリューションズは24日、新たにWindows 8/8 Pro/8 Enterpriseへ対応した認証管理システム「AUthentiGate」を発表した。8月30日に発売予定で、日立製作所からも「指静脈認証管理システム Ver.05-00」として販売される。

多くの企業で、よりセキュリティレベルの高い認証を実現したいというニーズが高まっている。一方で、本人識別のためにICカード型社員証を導入する企業も多く、これをWindowsや業務アプリケーションへのログインに活用したいというニーズもある。

日立ソリューションズでは、このようなニーズに応えるために、認証情報をサーバー上で一元管理し、本人確認を行う認証管理システムをWindows 8に対応させた。これにより、NFC対応のWindows 8搭載PCおよびタブレットでICカードによる認証が可能となる。社員証や学生証など既存のICカードを活用することもできるため、登録・管理などの運用業務を軽減できるという。また、ICカードだけでなく、指静脈認証などの管理にも対応しており、使い分けやマルチデバイス認証も採用可能だ。

価格は、AUthentiGate(ICカードクライアントライセンス)で1万3,650円。このほか、静紋J300クライアントライセンス(2万1,000円)、静紋JS1クライアントライセンス(1万5,750円)が用意されている。