あっとクリエーションは、災害時要援護者支援のiPad/iPhone向けシステムを6月19日にリリースしたと発表した。
同製品は、iPadの地図上にピンを配置し、情報や写真を関連付け、高精度の地図データを本体に取り込む事が可能で、ハザードマップなども背景地図に重ねて表示できる。ピン情報と地図データは、オフライン時でも利用可能なため、災害時の状況把握や緊急時の避難誘導にも活用できる。
また、すでにある緯度・経度情報が入ったExcelやCSVなどからデータを変換して、地図上にマッピングして利用でき、画面に表示する項目も自由に変更可能。またピンの色分けやレイヤーごとに表示する項目も変えられる。
さらに、iPad上で情報の編集や新規登録が可能なため、位置が間違っていた場合などはその場でピンを動かせ、GPSで現在地を表示させる事で、位置の特定がしやすくなった。
利用イメージは、訪問作業時の情報入力、災害時要援護者の避難支援、基幹システムとの連携など。