富士通とサイボウズは6月20日、サイボウズの提供するエンタープライズグループウェア「サイボウズ ガルーン」(以下、「ガルーン」)のSaaS提供において、協業することで合意したと発表した。これにより、富士通は、「ガルーン」を富士通パブリッククラウドサービスに搭載し、SaaS型サービスとして「FUJITSU ビジネスアプリケーション サイボウズ ガルーン SaaS」(以下、「サイボウズ ガルーン SaaS」)を、同日より提供開始する。

パッケージ版「ガルーン」を、富士通パブリッククラウドサービスに搭載した「サイボウズ ガルーン SaaS」は、インフラ基盤からグループウェアまでを、インターネットを介して一元的に提供するサービス。同サービスでは利用者ごとの環境を構築できるため、オリジナルの機能設定が可能となっている。

そのほか、業務に必要な既存の社内システムを「ガルーン」のポータルに集約し利用できるため、社内に点在する各システムが一元化され、ユーザーの利便性の向上を図る。

「サイボウズ ガルーン SaaS」の価格は、初期費が45万円(税別)から、月額1,100円(税別。1ID)からだが、富士通では、「サイボウズ ガルーン SaaS」の提供を記念し、「初期費99%引キャンペーン」を12月末まで実施する。