The H Open

今年下半期の登場が予定されているRed Hat Enterprise Linuxの次期メジャーアップグレードバージョン「Red Hat Enterprise Linux 7」では、GNOME3のクラシックモードを採用する予定であることをThe H Openが記事「Red Hat confirms GNOME Classic Mode for RHEL 7」において伝えている。Red Hat Enterprise LinuxのユーザにはGNOME3のモダンモードはあまり反応がよくなく、従来のインタフェースを継続して提供する方向で調整をしている。モダンモードを使いたいユーザに対しては切り替えのオプションが提供されるため、切り替えて使用することができる。

GNOMEプロジェクトはGNOME3になってからユーザインタフェースのデザインを大きく変更しているが、これに対して従来のUIを使い続けるというLinuxディストリビューションが少なからず登場している。GNOME3の新しいユーザインタフェースを好むユーザも多いが、Red Hat Enterprise Linuxのユーザはインタフェースが変わることを好まなかったようだ。