富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は6月10日、ペーパーレス会議システム「WebコアConference」に「多地点間同期オプションPro」を追加し、同日より販売開始すると発表した。

「WebコアConference」は、富士通製Androidタブレット、Windows端末、iPadなどのスマートデバイスを活用する会議システム。発表者の画面操作に合わせて、会議参加者の端末に資料やポインタを表示し、画面を同期させることができる。

WebコアConference多地点間同期オプションProのイメージ

特徴として、マルチデバイスに対応しており、混在運用も可能。登録済みの会議資料をいつでも切り替え可能なほか、会議参加者は同期画面だけでなく、見たい画面を自由に閲覧することもできる。

「多地点間同期オプション」は、複数の拠点(セグメント)間で会議を実施される利用者に向けて、拠点ごとに中継サーバを設置することで画面の同期が可能なオプション。

特徴として、会議拠点が点在していても、1台の中継サーバで参加者のタブレット端末の画面同期が可能 。中継サーバを1台設置することで最大200端末の画面同期が、中継サーバを追加することで200端末以上の画面同期が可能となっている。

価格は、「WebコアConference」がサーバライセンスは63万円、クライアントライセンスは1万500円(1端末につき1ライセンスが必要)。

「多地点間同期オプション」が中継サーバライセンスは31万5,000円(2セグメントまで)、追加ライセンスは10万5,000円(3セグメント以上の1ライセンス分)、「多地点間同期オプションPro」は中継サーバライセンスが52万5,000円(1ライセンス200端末まで)となっている。