Googleはこのほど、同社の提供する広告配信ツール「Google AdSense」の広告コードに関するガイドラインを変更した。
これにより、これまでは改変できなかった広告コードを変更できるようになり、レスポンシブWebデザインなどのさまざまな手法を使ってWebサイトの利便性を高めることが可能になる。
レスポンシブWebデザインは、PCやスマートフォン、タブレットといったさまざまなデバイスに最適化したWebページを効率的に作成するための手法。通常、レスポンシブデザインではCSSメディアクエリが使用されるが、以下のコードスニペットでも同様の効果を得ることができる。なお、下記のサンプルコードでは画面サイズに合わせて広告サイズが調節されるが、画面の向きに合わせた調節には対応していない。
●レスポンシブWebデザインのサンプルコード例
<script type="text/javascript">
google_ad_client = "ca-publisher-id";
width = document.documentElement.clientWidth;
google_ad_slot = "1234567890";
google_ad_width = 320;
google_ad_height = 50;
if (width > 500) {
google_ad_slot = "3456789012";
google_ad_width = 468;
google_ad_height = 60;
}
if (width > 800) {
google_ad_slot = "2345678901";
google_ad_width = 728;
google_ad_height = 90;
}
</script>
<script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
</script>