パナソニックESネットワークスは、主にネットワークカメラ接続用として、全ポートギガビット対応でファンレス設計のPoE給電スイッチングハブ、3製品を発表した。8月21日より順次発売される。

新製品は、「Switch-S5GPWR(5ポートタイプ)」 「Switch-S9GPWR(9ポートタイプ)」に加え、主に無線LANアクセスポイント接続用として、1ポートあたり30Wまで給電が可能なPoE Plus給電スイッチングハブ「Switch-S8GPWR＋(8ポートタイプ)」の3機種。

「Switch-S5GPWR」

「Switch-S9GPWR」

「Switch-S8GPWR＋」

価格は、「Switch-S5GPWR」が4万6,830円、「Switch-S9GPWR」が7万1,820円、「Switch-S8GPWR＋」が7万8,750円。

10/100/1000BASE-Tインタフェースを「Switch-S5GPWR」が5ポート(給電可能なポートは1-4ポート)、「Switch-S9GPWR」が10ポート(給電可能なポートは1-9ポート)標準搭載。「S5GPWR」はPoE給電可能電力が装置全体で62Wと多機能化により消費電力量が多くなったネットワークカメラも接続できる。

「Switch-S8GPWR＋」は、データ通信用のケーブルを使って、1ポートあたり最大30Wまで電源供給ができるPoE Plus(IEEE802.3at)に対応。各機器と接続するポートに最大30Wの電力供給が可能(全体では最大124Wまで同時に供給可能)。

「Switch-S9GPWR」と「Switch-S8GPWR＋」は、同社独自の統合支援アプリケーションにより、簡易設定機能に対応。本体へのIPアドレス簡単設定や、PING応答機能による製品本体の動作状況監視ができる。