Googleはこのほど、同社の提供するGoogle AdSenseの広告配信プロセスを一部更新した。これにより、大型の広告ユニットは同じ枠で収益性のより高い小さめのディスプレイ広告を掲載できるようになる。

今回の変更は広告ユニットの収益性をさらに高めるためのもので、イメージ広告の掲載を許可している場合に、336×280サイズの広告ユニットに、300×250サイズの広告を表示するというもの。300×250と336×280の両イメージ広告のうち、入札単価の高い広告が掲載されるため、広告ユニットの収益性が高まることが期待されるという。

300×600サイズと970×90サイズの広告ユニットでは、すでに導入されている仕組みで、今回、336×280の広告ユニットにも300×250サイズの広告が配信されるようになった。

336×280の広告ユニットに300×250のディスプレイ広告が掲載された場合のイメージ

同社は今回の仕様変更にともない、ユーザーに対して広告ユニットの設定でテキスト広告とイメージ広告の両方を有効にするように勧めている。