PFUは、同社の帳票ソフトウェア「BIP」で作成した帳票をiPadで利用し、点検業務や報告書作成業務などが行える新製品「BIP Smart」を、5月31日から販売開始すると発表した。
新製品「BIP Smart」は、帳票への手書きやチェックがスマートデバイス上で行え、その追記した情報をビジネスデータとして利用できる製品。BIPやFUJITSU Software Interstage List Creatorの帳票をSmart帳票に拡張。これにより、スマートデバイスを使用して、帳票に手書きやチェックなどのビジネスデータを追記でき、さらに、写真や位置情報などを埋め込むことができる。
帳票に追記された情報はビジネスデータとして取り出せるため、各種業務システムで利用でき、Dropboxを利用して、作成したSmart帳票を外出先からかんたんに共有可能。
適用例としては、受領書、注文書、検収書などの営業証憑入力の効率向上、保守メンテナンス業務におけるチェック作業や作業報告の効率向上を想定。
価格は、既存帳票をSmart帳票に拡張するための運用ツールである「BIP Smart 帳票連携 Edition V1.0」が70万円(税別)。iPad用アプリはApp Storeから無償でダウンロードできる。