シュナイダーエレクトリックは、LCD表示や高圧調整機能を備えた高性能デスクトップUPS(無停電電源装置)「APC RS 400/550/1000」を、近似正弦波出力のPFC電源対応にリニューアルし、「APC RS 550/1000」を6月出荷分より順次発売を開始すると発表した。「APC RS 400」は今秋の発表を予定している。

長いランタイムを必要とする業務や低電圧地域に適した UPS「APC RS」PFC電源対応シリーズは、家庭やSOHO、中小規模ビジネス向け電源保護ソリューションとして、用途に応じ「APC RS 400/550/1000」の3タイプを揃えている。また、製造コストを抑制することで、価格は矩形波出力の従来製品と同じ価格設定に据え置く。

左から「APC RS 400」/「APC RS 550」/「APC RS 1000」

新しい「APC RS」シリーズは、近似正弦波の採用により、正弦波のUPS同様に力率改善電源を搭載した機器と組み合わせて使用できる(アクティブPFC対応)。

「APC RS 400/550/1000」のPFC電源対応

なお同社では、今回のリニューアルを記念し、6月3日から10月31日の期間限定で「APC RS」シリーズ特別価格キャンペーンを実施。対象は「APC RS 1000」と「APC RS Pro 1200」(PFC電源非対応)の2機種で、最大15%オフの特別価格で提供する。