富士通は27日、群馬銀行の次期勘定系システム構築を受注し、プロジェクトに着手したと発表した。

今回の発表によると、群馬銀行は、メインフレームをグローバルサーバ「GS21 1600」に、ATM、インターネットバンキングなどの各チャネルシステムを制御する連携サーバを基幹IAサーバ「PRIMEQUEST 1400L2」に刷新する。

システムのイメージ

また、金融ビジネスバス・ソリューション「EVOLUOBUSSOLA」で連携サーバ基盤を構築し、従来メインフレームに組み込まれていた対外系のチャネル連携機能を移行することで、メインフレーム資産のスリム化とチャネルインタフェース環境の標準化、保守の容易化を図り、トータルITコスト25%削減を目指すとしている。

加えて、同社データセンター内に業務継続サイトを刷新し、被災時などの業務継続性を強化する。

なお、発表されたシステムは、2015年1月に本格運用の開始が予定されている。