ATENジャパンは、ATEN IP-KVMスイッチのKN2xxxおよびKN4xxxシリーズ経由でアクセスしたサーバの出力画面と操作状況を記録するソフトウェア「ビデオセッションレコーダー(CCVSR)」の発売を開始すると発表した。製品出荷開始日は5月31日。

「CCVSR(ビデオセッションレコーダー)」概念図

本製品はIP-KVMスイッチの配下にあるサーバに対して、どのユーザーがどのような操作を行ったか、ユーザー操作(キー入力、マウスクリック)をすべて動画として記録し、BIOSレベルからOS、そしてソフトウェアレベルまで、コンピューターのあらゆる操作、キー入力に至ってはパスワード入力時の「*」や「●」まで余すことなく記録するため、セキュリティ対策に有効となっている。

「CCVSR(ビデオセッションレコーダー)」キーログ機能とViewer画面

また、記録の開始や停止は管理者の操作によってではなく、システム側で制御されるため、客観的な記録の証拠としてシステム監査に活用できる。

さらに、ビデオセッションレコーダーはCCVSRサーバ1台で最大12セッションを同時に記録することができ、複数のIP-KVMスイッチのセッションも同時に記録できるため、目的に応じて録画対象のポートを選択することが可能。また、記録対象となるセッション数が増えた場合でも、追加ライセンスの購入で簡単に対応できる。価格はオープン。