富士通は5月23日、富士通グループにおける早期退職優遇制度の実施結果を発表した。
早期退職優遇制度は3月28日に公表されたもの。平成25年6月30日現在で50歳以上の幹部社員において300名程度、半導体事業(富士通セミコンダクターおよび国内の富士通セミコンダクターグループに所属する従業員)において1600名程度が募集された。
募集の結果は、幹部社員が491名、半導体事業が1963名。双方とも想定人数を大幅に上回る応募があった。
応募者に対しては、退職金の特別加算のほか、再就職支援会社を通じた再就職支援サービスも提供される。富士通では、「実施に伴う特別損失は、平成25年3月期の決算において計上する」と発表している。