ネットギアジャパンは、同社では初となる10ギガビット12ポートスマートスイッチ「XS712T」(ProSafeシリーズ)を、2013年6月3日に発売する。価格は44万円。
ネットギアによれば、仮想化やクラウドサービス、VoIP、ビデオストリーミング、IP監視カメラなど、さまざまなアプリケーションの登場に伴って、中小規模のユーザーネットワークでも、スピードとパフォーマンスが求められるようになった。そこで同社では前例のなかった10ギガビット帯のスマートスイッチを、価格を抑えて提供することを決定したという。
XS712Tは、12基の10ギガメタルポート、2基の10ギガ光ファイバー用SFP+スロット(コンボポート)が搭載されている。またレイヤー2ネットワーク拡張機能は、Webベースで容易に操作できる管理インタフェースから使用することができる。VLANやQoSに対応し、セキュリティ対策機能とIGMPスヌーピング機能を備えるほか、ダイナミックVLAN、ダブルタグVLAN、ACL、スタティックルーティングやMLPスヌーピングといった最新技術も搭載している。
中小規模のネットワークでは、XS712Tをサーバとストレージを接続するための10Gポートコアスイッチとして使用でき、中規模から大規模のネットワークでは、アグリゲーションスイッチとしても利用できる。また、中規模~大規模ネットワークにおいては、ProSafeシリーズの新製品であるM7100シリーズマネージスイッチ「M7100-24X」をコアスイッチとして使用し、XS712Tを10ギガアクセススイッチとして使用することにより、コアからエッジまで10ギガビット接続を実現する。