Google Apps for Business(以下Google Apps)の販売代理店であるサテライトオフィスは5月21日、Google Apps導入支援サービスのひとつとして提供している「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Apps」において、Google App Engine版シングルサインオン・サーバーがダウンした場合のリカバリー対策機能を新たに提供すると発表した。

「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Apps」の紹介サイト

「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Apps」は、グループメーリングリストの一括管理や、ログインログの取得などのさまざまな機能を備えたツールで、Google Apps導入企業に向けてGoogle Apps Marketplaceで無償公開されている。

このほど同ツールで、Amazon EC2を利用したシングルサインオン・リカバリー機能が提供される。これにより、Google App Engineに障害が発生した場合でも、ワンクリックでAmazon EC2版シングルサインオン・サーバーに切替えることが可能になる。

Google App Engine版シングルサインオン・サーバーとAmazon EC2版シングルサインオン・サーバーは夜間バッチで同期処理がされているため、このようなリカバリー対策ができるという。