日立製作所は14日、企業における「健康経営」の実現を支援するサービスをSaaS型のクラウドで提供する「はらすまダイエット/生活習慣改善」を開発、6月3日から提供開始すると発表した。

「はらすまダイエット/生活習慣改善」は、公的医療保険加入者の中でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群/以下、メタボ)と診断されていない従業員のほか、特定保健指導の対象外である40歳未満のメタボ、ならびにその予備群の従業員を対象に、生活習慣の改善や減量を支援するサービス。

同サービスを利用する従業員は、付与されるIDを使い、PCやタブレット、携帯電話/スマートフォンなどから「はらすまダイエット」の専用Webサイトへログインし、専用Webサイトにて、減量につながる食事や運動のメニューの選択や目標体重の設定などを行う。

そして、食事や運動などの減量メニューを100kcal単位で示した100kcalカードを自ら選んで毎日実行し、その実施状況と朝晩の体重を専用Webサイトに登録し、90日間で体重の5%を減量し生活習慣の改善に取り組む。

利用概念図

なお、企業に管理栄養士などの指導者がいない場合でも、同サービスでは、管理栄養士が従業員へ減量や生活習慣の改善に関するアドバイスをメールで提供するほか、従業員も管理栄養士へメールで相談することが可能となっている。

サービスコースには、「3か月サポートコース」/「1か月サポートコース」/「セルフモニタリングコース」の3つがあり、いずれも価格は個別見積となっている。