PHP技術者認定機構は14日、2011年4月の開始から2013年5月11日の約2年で受験者総数が1000名を超えたと発表した。
同団体によると、日本国内で20万人のPHPエンジニアが存在するとしているが、ソーシャルメディアやCMSの普及によって、慢性的な人材不足に陥っているとしている。
PHPは他のプログラミング言語と比べて人材育成期間が短いと言われるが、その反面、セキュリティ面などを含めてPHPの標準スキルを身に付けていないエンジニアが増えていることが業界全体の問題となっている。同団体は業界を代表する企業、個人の運営参加によりPHPの標準スキルを出題するPHP技術者認定試験を全国200か所近い試験センターで通年受験を実施し、PHP技術者認定試験の合格者はPHPの標準スキルを身に付けたWebエンジニアとして高く評価されている。
2013年5月11日時点での受験者数はPHP技術者認定初級試験の受験者数が818名、合格者数595名。上級試験が受験者数183名、合格者数12名。
同団体は、今以上により良い試験を運営し、多くの優秀なPHPエンジニアを輩出できる仕組みを築き上げていくとしている。