ATENジャパンは、IP-KVMスイッチシリーズ「KVM Over the NET」の新機種として「KN1108v/KN1116v」の2機種を、5月7日より出荷開始した。価格はオープン。
同製品は、ローカルとリモートの各1ユーザーが8/16台のサーバを操作できるIP-KVMスイッチで、電源およびネットワークは二重化が可能となっている。また、リモート側のメディアをサーバ側にマウントできる「バーチャルメディア」機能や、KVMスイッチ配下のサーバコンソールを複数同時に表示できる「パネルアレイモード」を搭載する。
従来のATEN IP-KVMスイッチでは、1,600×1,200の解像度が最大だったが、新製品では、最大1,920×1,200の解像度に対応。リモート画面の遅延を解消して滑らかに表示させたり、使用帯域や画面の情報量を検出して画質を最適化させることができる。
また、パネルアレイモードに対応し、リモート側の出力画面を格子状に分割し、KVMスイッチ配下のサーバーコンソールを複数同時に表示する。
そのほか、リモート側のコンピューターに接続されたUSBフラッシュメモリ、DVD、CD-ROM等のメディアを製品配下のサーバーにマウントすることができるバーチャルメディア機能のほか、電源ソケットとネットワークインタフェースを各2ポート搭載している。