Google Apps for Business (Google Apps)の販売代理店であるサテライトオフィスは4月26日、Google Appsの導入支援サービスとして無償提供しているGoogle Apps利用時のログイン制限やユーザー管理が可能なシングルサインオンサービスに、全体管理者が事業会社別や組織別などに応じて各管理者を任命してユーザーの新規登録・変更・削除などの管理を委託できる機能を追加したことを発表した。

追加された機能は、全体の管理者が必要に応じて事業会社や組織、グループ、プロジェクトごとに別の管理者を指定し、ユーザーの新規登録・変更・削除、グループ管理、組織管理、ログイン制御、利用デバイスの管理を委託できる機能。同機能はGoogle App Engine上で開発をされており、Google Apps Marketplaceから無償で利用できる。なお、IE6/7/8はサポート対象外。

例えば、企業グループでGoogle Appsを契約した場合などに、各グループ会社ごとに管理者を選任し、Google Appsのアカウント管理からログイン制御までを委任するといったことが可能になる。委託する権限は、ユーザー管理、組織管理、グループ管理、ログイン制御などを個別に選択できる。

同社のシングルサインオンサービスには、このほか、ActiveDirectoryとのアカウント同期、既存システム/社内システムとのシングルサインオン、MACアドレスでのログイン制御、ログインログの取得などさまざまな機能が利用できる。