リコーは4月25日、高速デジタルフルカラー複合機「RICOH MP C8002 SP」と「RICOH MP C6502 SP」を、5月9日より発売開始すると発表した。

「RICOH MP C8002 SP」/「RICOH MP C6502 SP」

同製品は、「imagio MP C7501/C6001シリーズ」の後継機種で、C8002 SPはカラー/モノクロともに毎分80ページ、C6502 SPはカラー/モノクロともに毎分65ページの出力が可能。プリント出力時は1,200dpi多値処理による高画質を実現している。

特徴として、低融点の「カラーPxP-EQトナー」の採用により、従来機に比べ低温での定着が可能になり、RICOH MP C8002 SPのウォームアップタイムは、従来機の70秒以下から50秒以下に高速化されている。なお、スキャナ読み取り速度は両面時220ページ、片面時120ページ。

また、用紙トレイの1段目にオートタンデムトレイを搭載し、用紙を2セット収容でき(A4ヨコ)、コピー中でも、マシンを止めることなく用紙の補給が可能となっている。

主な仕様は、「RICOH MP C8002 SP」/「RICOH MP C6502 SP」それぞれ、解像度が読み取り時600dpi×600dpi、書き込み時1,200dpi×4,800dpi、ファーストコピータイムがモノクロ:4.8 秒 フルカラー:6.4 秒/モノクロ:5.5 秒 フルカラー:7.5 秒、連続複写速度(毎分)がA4(ヨコ)でモノクロ:80 枚 フルカラー:80 枚/モノクロ:65 枚 フルカラー:65 枚、外形寸法(ADF 含む)がいずれもW750×D880×H1225mmとなっている。給紙容量は、標準で1,040 枚×1段+580枚×3 段+105枚(手差し)。

価格は、「RICOH MP C8002 SP」が414万円(税別)、「RICOH MP C6502 SP」が312万円(税別)となっている。