日本オラクルは24日、データベース・マシン「Oracle Exadata」がハウス食品と同社グループ会社向け情報システムの新データベース基盤として採用されたと発表した。

オラクルによると、ハウス食品は、2012年から取り組む中期計画の一環として、数千点を超える商品の販売動向などのデータ利活用と、グループにおけるデータのさらなる一元管理を目的に、新データベース基盤の構築を計画しており、新データベース基盤の選定においては、ハウス食品による「Oracle Exadata」の動作検証にて、既存システムよりも性能の改善が見込めることを高く評価し、2012年11月、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」を採用したという。

新データベース基盤は、2014年春から稼働する予定で、ハウス食品は「Oracle Exadata」を活用し、ハウス食品グループが活用するデータウェアハウスをはじめ、生産管理や営業事務などの情報システムを統合する予定。

なお、ハウス食品のデータベース基盤統合プロジェクトは、ハウスビジネスパートナーズ新システムの企画・立案を担当し、NECが構築と「Oracle Exadata」の保守を担当する。オラクルは、オラクル製品を活用したシステムの構築手法について、プロジェクトの円滑な推進を支援する。