NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は4月22日、ユニファイドコミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS(アークスター ユーキャス)」において、業務で利用している電話番号やメールアドレスなどの電話帳をクラウド上で一元管理し、私有の端末を業務利用するBYOD(Bring Your Own Device)をはじめ、スマートフォンやPCなど様々な端末から利用可能な「Web電話帳オプション」の提供を開始すると発表した。

「Arcstar UCaaS」は、IP電話やメッセージング、在席状況確認、電話・ビデオ・Webによる会議などの機能を利用できるクラウド型ユニファイドコミュニケーションサービス。

ユニファイドコミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS」利用イメージ

今回、新たに提供された「Web電話帳オプション」は、業務用の電話帳や発着信履歴などをクラウド上で管理し、PCやスマートフォンなど様々な端末からいつでもどこでも利用でき、複数の端末を利用したり、端末を機種変更する場合も、電話帳データの再登録の必要がない。アドレス帳や発着信履歴をクラウド上で管理し、端末上にはデータが残らないため、端末紛失時の情報漏えいリスクを最小化する。

また、Web電話帳の画面から簡単に発信でき、BYOD向けには通話料金の公私分計も実現。さらに、「Arcstar UCaaS」とIP電話アプリ「050 plus for Biz」をあわせて利用する場合、Web電話帳の画面上から「050 plus for Biz」による発信が可能。

料金は、初期費用(工事費)が1企業あたり9,000円、1IDあたり1,000円。月額料金は500円(1IDあたり)。

なお、「050 plus for Biz」の利用には別途申し込みが必要となり、「Arcstar UCaaS」を利用する顧客には、1IDあたりの初期費用500円、月額料金100円で提供するが、2013年9月末まで無料キャンペーンを実施する。