IIJは17日、クラウドサービス「IIJ GIOコンポーネントサービス」が、「Windows Azure Platform」(Azure)とのクラウド間相互接続に同日より対応したと発表した。

「IIJ GIOコンポーネントサービス」は、情報システム基盤として利用できるオーダーメイド型のクラウドサービスで、「Azure」はマイクロソフトがインターネット経由でコンピューティングリソースを提供するパブリッククラウドサービス。

クラウド間プライベート接続イメージ

マイクロソフトは、Azureが外部のプライベートネットワークと接続できる「ネットワーク機能」を同日から提供開始し、IIJは、既に自社開発のルータ「SEILシリーズ」を使ったAzureとの相互接続テストを実施し、SEILシリーズを介してAzureとの接続が可能なことを検証している。

同社では利用例として、利用者がIIJ GIOコンポーネントサービス上に構築している会計システムと、Azure上に構築している受発注システムを連携させることで、業務の効率化を図ることが可能になるとしている。

「IIJ GIOコンポーネントサービス SEIL/x86」の価格は、初期費用が4万8,000円、月額費用が2万4,000円となっている。