SLジャパンは4月3日、日立製作所インフラシステム社システム統括事業部(以下、日立)の産業向けのデジタル統合監視制御システム「HIDIC-AZ シリーズ」の新製品「HIDIC-AZ/SP G2」に、SL-GMS DeveloperならびにCustom Editor for.NET が組み込まれたと発表した。

製造プラント向け統合監視制御システムHIDIC-AZ/SP G2の構成

これは、同社の上下水道監視制御システム「AQUAMAXシリーズ」の「AQUAMAX-AZ/SP」や「AQUAMAX-web」で採用されてきた Microsoft.NETベースのSL-GMSが、今回新たに「HIDIC-AZシリーズ」に展開されたもの。

同製品は、40年以上のプラント監視制御システムの構築・運用で培われてきた日立の経験と実績、信頼を、高い技術力と豊かな想像力をもって、これからの製造プラントを支え続ける力にするために開発された新製品で、24時間の連続運転と10年間の長期使用を前提とした、高い信頼性と長期安定性を実現したハードウェアを採用。10年以上のライフサイクルをサポートしてきたSL-GMSが、これを支援する。

製造プラントの運転状況を表示するメインの画面領域の周りにメニュー、ツールバー、ユーティリティ領域を設け、ショートカット、付箋紙、クリップボードや表示履歴などの豊富な機能を備えたグラフィックなオペレータ画面は、監視スタイルに合わせて多彩な操作環境を柔軟に用意できるSL-GMS Developer for.NETで開発されている。

「SL-GMS Developer for.NET」概要