GMOクラウドは4月2日、連結会社であるGMO CLOUD AMERICA INC.を通じて、ドイツのExit Games GmbHが開発・運営するオンラインゲーム開発エンジン「Photon Cloud」の日本展開において業務提携を結び、Photon Cloudの日本向けサービスの提供を4月15日から開始することを発表した。先行予約の受付がすでにはじまっている。

Photon Cloudの先行予約受付サイト

Photon Cloudは、オンラインゲームを開発・運営するために必要な開発ツールからサーバーまでを取り揃えた開発エンジン。全世界で2万2000を超えるゲームタイトルの開発・運営に利用されている。

Photon Cloudは、マルチプレイヤーによるリアルタイム通信が必要なゲームに対応しており、幅広い種類のオンラインゲームを開発できる。ゲームの開発に必要なSDKは無料で利用可能で、ゲームの一般公開後は、「ゲームにおいて同時接続ができるユーザー数」や「月間の利用ユーザー数」「同時発信メッセージ件数」などをもとに料金プランを選べる。

また、Photon Cloudはマルチロケーションに対応しており、接続先のロケーションをゲームプログラムの中で指定するだけで簡単に海外展開を行えるという。

今回、Photon Cloudの日本のロケーションにGMOクラウドのIaaS型パブリッククラウド「GMOクラウドPublic」が採用されたことを機に業務提携が結ばれた。GMOクラウドはこの提携において、Photon Cloudのマーケティングやプロモーション、日本語サポートを行う。