住友電工システムソリューションは3月27日、各種スマートフォンやタブレット端末を管理する「MCoreMDM」を発売したと発表した。

同社では、IT資産管理からセキュリティ管理までを統合的にサポートする「MCore IT資産管理システム」を2003年より発売しており、今回、スマートデバイスの各種設定やセキュリティポリシーへの適合状況を集中管理できる「MCoreMDM」を開発、これをオプション機能とした「MCore IT資産管理システム V5.3R2」を、SI/NIベンダーを通じて販売する。

製品は、「紛失対策」、「スマートデバイスの使用制限の一括設定」、「アプリケーション、SDカード、カメラなどの使用制限」、「Webフィルタリング」、「Web閲覧履歴の管理」、「豊富なスマートデバイスOS・機種対応」などの機能を提供する。

「MCoreMDM」の機能(代表的なもののみ)

スマートデバイスの紛失時には、遠隔操作でのロック、初期化が可能で、万一、遠隔操作ができない場合でも、無通信ロック可能で、端末から取得した位置を地図上に表示できる。

紛失時の位置情報取得機能

Android端末は、現在Android2.2から4.1までに対応。なお、国内主要通信事業者のスマートデバイスには、全て対応していく方針。ただし、Wi-Fi端末は主要機種のみに対応。iOS端末については、iOS4.0から6.1の全ての端末に対応する。