クラウドソーシングサイト「Lancers」を運営するランサーズは3月19日、鳥取県内の人材活性化に対する支援を開始したことを発表した。

クラウドソーシングは、「仕事を外注したい企業」と「働きたい個人」をインターネットでつなぐサービス。案件選びから契約、納品、報酬決済といった一連の流れをネット上で完結できるのが特徴で、主婦や地方在住者など潜在的な労働力を活用する仕組みとして注目されている。

クラウドソーシングサービス「Lancers」の仕組み

鳥取県は現在、漫画をはじめとしたコンテンツの発信地として人材育成をはじめており、著名な漫画家を多く排出している。今回、クラウドソーシング事業によって時間と場所にとらわれない働き方を提案する同社が、人材育成の支援と制作拠点を提供する鳥取県の活動を支援する。

支援における最初の取り組みとして、3月29日に開催される鳥取県米子市の地域活性事業関連セミナーにおいて、同社代表の秋好陽介氏が講演を行う予定。今後は、地域活性化のためのコンテンツビジネスセミナーや、鳥取県下の法人に対するLancers活用の呼びかけといった活動を進めるとしている。