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RethinkDB開発チームは18日(米国時間)、RethinkDBの最新版となるRethinkDB 1.4をリリースした。RethinkDBはC++で記述されたオープンソースの分散型データベース。ランセンスにGNU GPL v3を採用している。

RethinkDBはもともとSSDを対象に絞り込んで開発されていたデータベース。昨年5月に公開された1.0よりこの方針を廃止し、現在は直感的なクエリ言語や自動並列クエリ機能、シンプルな管理ツールの提供といった特徴を持っている。前バージョンではJSONデータモデル及び即時一貫性のサポートや分散ジョイン/サブクエリ/アグリゲーションの実現、MVCC技術、Hadoopスタイルのmap/reduce、Web/コンソール管理ツールなどの機能が追加されていた。

1.4ではプロトコルが改善され、従来よりもドライバの開発が容易になっている。現在RethinkDBがサポートしているプログラミング言語はRuby、Python、Javascript。コミュニティからはHaskell、C、Goのデバイスドライバも提供されている。ドライバの実装が簡単になったことで、PHP、.NET、Javaなど要望の多いプログラミング言語のデバイスドライバの開発がより簡単になる。