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Mozillaは14日(米国時間)、「Open Badges 1.0」を公開した。Open Badgesはオンライン学習などで習得した個人のスキルや成果を証明するためのシステム。Open Badgesによって個人が修習したスキルをデジタルバッチによって証明することができる。
現実社会において紙やカードなど物理的な証明書が発行される資格に対して、インターネットなどの情報技術を介して吸収したスキルを証明することはできない。Mozillaはこの問題を解決する仕組みとしてOpen Badges 1.0を開発した。
Open Badgesは元々、Web開発を支援することを目的にMozillaが立ち上げたプロジェクト「Webmaker」内で利用されていた習得証明システムで、Web開発者がある技術を修了した場合に"バッチ"が授与される仕組みとなっている。この"バッチ"が現実世界における正式な証明書にあたる。
Mozillaでは「Open Badges 1.0」をリリースすることでこのOpen BadgesをWebmakerだけでなく、様々な組織や団体でも使用できるようにし、現実世界においても効力のある資格証明書にする狙いがあるようだ。