交通新聞社は3月12日、同社の発行する「JR時刻表」が創刊から600号(50周年)を迎えることを記念して、オリジナルヘッドマークの作成や、「JR時刻表」の制作現場を見学できるプレゼントなどの特別企画を実施すると発表した。
「JR時刻表」は1963年「全国観光時間表」としての創刊から数えると、3月19日に発売される4月号で通巻600号(50周年)を迎える。同社では、これを記念して4月号から12月号にかけて、企画ページや別冊付録を含む様々な特別企画を実施する。
記念号となる4月号は、表紙を斜めに2分する白と地色のデザインに。これは「JR時刻表」の2色刷りを模したもので、月号を表す数字もSLの車体番号表記に使われるフォントをイメージしたステンシル風となっている。
表紙のヘッドマークは、オリジナルとして実際に作製したもの。重量約6kg、直径約80cmの総アルミ製で車両取付金具なども備え、"実運用にも耐えうる本物仕様"。このオリジナルヘッドマークは、鉄道事業者や旅行業者を対象に貸し出しも行うという。
また、購入者を対象に「JR時刻表制作現場の見学権」などを合計365名にプレゼントするキャンペーンも展開。購入対象号は4~6月号のいずれか。付属の応募券を官製はがきに張り付けて郵送することで応募できる。なお、プレゼントキャンペーンは7月以降も継続して実施される予定。
4月号には折込付録として「創刊当時の全国路線図」を収録するほか、3月下旬には「50周年記念特設サイト」を公開する予定。