NECは、KDDIから、運用業務支援システムを受注したと発表した。

受注システムは、NECの子会社である米国ネットクラッカー社のソリューションを活用。 今回のプロジェクトでは、ネットクラッカー社の通信運用システム「TOMS」のうち、「Resource Inventory(設備管理)」、「Design & Planning(設計機能)」、「Discovery & Reconciliation(データ検出 / 同期)」の機能を提供。これらの組み合わせにより、局舎、フロアー、ラック、ネットワーク装置、ケーブル、電源等の物理設備と波長管理、ユーザ回線等の論理設備の連携を深め、通信設備の最適化と、設計・建設・管理業務の効率化を行う。

これにより、現状は個別に管理されているネットワーク機器などの通信設備の統合管理と、通信設備の設計や建設業務の自動化を可能とし、KDDIは、設備/在庫稼働率の向上、設計/建設業務の効率化を図る。