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FreeBSD Foundationは3月5日(米国時間)、FreeBSDをUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)ブートに対応させるプロジェクトの支援を発表した。UEFIアプリケーションとして動作する新しいローダの開発、UEFI環境で起動するためのカーネル開発、UEFI環境で起動するCD/DVDインストールディスクイメージの開発などがプロジェクトの内容。開発の大半はすでに完了しており、今月中にはプロジェクトは終えられるとされている。プロジェクトの進捗情報はFreeBSD UEFIにまとまっている。
コンシューマ向けからPCからエンタープライズ向けサーバまで、これまではBIOSを使ったシステムの起動が実施されることが多かった。今後はUEFIを使った起動が増えるとみられており、今回のFreeBSD Foundationの取り組みは、こうした状況に対する支援を進める目的がある。FreeBSD 10.0-RELEASEはUEFIブートに対応したバージョンになるものとみられる。
当面、UEFIブートはamd64版を対象に取り組まれる。この取り組みはセキュアブートにおけるFreeBSD対応を進めるための最初のステップという側面も持っている。