NECと網屋は2月21日、アクセスログ監査領域における協業を強化し、アクセスログ監査ソフトウェア「ALog ConVerter」(ALog)をNECのIAサーバ「Express5800シリーズ」に対応させた、「ALog ConVerter for Express5800」を、NECが同日より発売開始すると発表した。
独立したログサーバを立てずに、安価にすぐ導入ができるだけでなく、複数サーバのアクセスログを一元管理することができる。
これまで「ALog」は、5サーバライセンスからの発売だったが、「ALog ConVerter for Express5800」の発売開始により、1サーバライセンスからの購入が可能となった。価格は、1サーバ25万4,000円(税別)から。
また、NECはファイルサーバ整理ソフトウェアのNIASを強化し、「NEC Information Assessment System ALog連携オプション」を、同日より発売開始する。価格は50万円(税別)。
これにより、ALogから出力された、ファイルアクセス情報を利用して、アクセス履歴のあるファイルに絞り管理情報を更新することが可能となり、差分更新の時間を従来比約1/5に短縮した。
網屋によると、定期的にファイルサーバの肥大化チェックや権限設定確認を行う運用の場合、新オプションにより、管理者の工数を大幅に削減することが可能になったとしている。
NECは、社内50名の拡販体制と、販売店やパートナーと連携することで新製品を拡販し、今後3年間で3,000ライセンスの販売を目指す。