NTTデータは、全銀電子債権ネットワークが提供する「でんさいネット」に対応した企業向け、金融機関向け電子記録債権対応ソリューションを提供すると発表した。
紙の手形に代わる有効な決済手段となる電子記録債権は、企業に注目されており、手形債権や指名債権(売掛債権等)が抱える課題を克服した新たな金銭債権として創設された「でんさいネット」の電子記録債権は、今後、企業での決済手段としての普及が見込まれている。
これに伴う企業が求める電子記録債権業務に応えるために、NTTデータは今後、会計システム等と連携する電子記録債権管理ソリューションを検討し、その第一弾として、「でんさいネット」を利用する企業および金融機関向けに、電子記録債権利用の利便性を向上するパッケージソフト「一括請求Assist」を「でんさいネット」のサービス開始である2月18日に向け、提供を開始する。
本パッケージソフトは、NTTデータグループが電子記録債権サービスや会計、手形管理等のシステム提供実績およびシステム提供で培った業務ノウハウに基づき、企業の業務を考慮した機能を実現している。これにより、企業および金融機関は、「一括請求の指定ファイル作成、電子記録債権の登録エラー対応の業務効率化」、「一括請求の作成データの正確性が向上することで、登録エラー修正への対応および再登録業務の大幅な軽減」といったメリットを得られる。