アシストは2月4日、「サーバアクセス管理ソリューション」展開の第1弾として、特権ユーザ管理に特化した「特権ID管理ソリューション」の提供を開始すると発表した。

このソリューションでは、アクセス管理ツール「CA ControlMinder」(開発元:CA Technologies)と、その関連製品である特権IDパスワード管理製品「CA ControlMinderShared Account Management(以下、SAM)」、画面操作ログ取得製品「CA Session Recording」、SAM連携版の画面操作ログ取得製品「CA Session Recording Shared Account Management」を利用し、顧客がニーズに応じて3つのタイプから選択できるようにした。

エージェントレスで全業務サーバのOS/データベースの特権IDの貸し出しを実現するタイプでは、Webによる承認フローを利用し、業務サーバの特権IDの貸し出し/リセット業務を自動化。ID/パスワードが入力された状態で端末プログラムを起動する自動ログイン機能では、利用者自身にもパスワードを非公開とすることが可能になる。最小構成価格(税別)は300万円~。

業務サーバへのアクセスをゲートウェイ・サーバに限定し、OS/データベースの特権IDの貸し出しと操作ログの取得を実現するタイプでは、上記のタイプに加え、ユーザ別に、ゲートウェイ・サーバからのアクセスを許可する業務サーバを制限できる。また業務サーバにエージェントを導入することなくゲートウェイ・サーバから一括で操作ログを取得できる。最小構成価格(税別)は590万円~。

ゲートウェイ・サーバは設置せず、エージェントレスでOS/データベースの特権IDの貸し出しと操作ログの取得を実現するタイプでは、エージェントレスで全業務サーバのOS/データベースの特権IDの貸し出しを実現するタイプに加え、特権ユーザの自動ログインの操作に連動して、特権ユーザ利用の詳細すべてを操作端末で記録し、申請/承認ログに統合する。最小構成価格(税別)は800万円~。