アライドテレシスは、輸送用冷凍コンテナを利用した『アライドテレシス・コンテナデータセンター』をリリースし、受注を開始した。

同社は、コンテナデータセンターの設計・構築から運用までを実現している福井大学 医学部附属病院 准教授 山下芳範氏の指導のもと提供する。

75mmの硬質ポリウレタンを使用した輸送用冷凍コンテナを利用することで、断熱効果に優れ、空調の消費電力を削減するほか、高い堅牢性と増設の容易性に優れている。

同社によれば、ビル内サーバルームに比べ、約1/2~1/3のコストで設置可能で、発注からサーバルームとして運用開始まで3カ月程度で構築可能だという。

電気容量は、標準仕様のサーバラック8本(計40kVA)に対し電源容量は50kVAを確保し、電気容量、空調能力ともに余裕をもった設計が可能だという。

また、オプションで追加・変更も選べるほか、自動火災報知機、IP監視カメラ(動作検知対応)などを備えているため、リモート監視が可能。また、アライドテレシスの統合監視センターからのリモート監視サービス(24時間365日)をオプションで用意している。