住友スリーエムは1月25日、広告やWebサイトデザインの視覚的効果をオンライン上で瞬時に測定できる「3M 視線予測サービス」の完全日本語化を実施した。

3M 視線予測サービスは、人間の視覚系のメカニズムを究明するビジョン・サイエンス(視覚科学)の研究をもとにしたサービス。人があるものを見た時に、最初の数秒間の視線の動きを瞬時に予測し、レポートとして提供する。

ソフトウェアのインストールなどが不要なクラウド型サービスのため、常に最新のサービスを利用でき、消費財メーカーや広告代理店をはじめ、保険会社や印刷会社、自動車メーカーなど、幅広い業種で利用されているという。

同サービスではこれまで、ログイン画面や解析レポートなどは英文表示だったが、今回、完全に日本語化された。また、和文ファイル名への対応やファイルアップロード時間の短縮も行われている。

日本語化した画面の一例

同サービスの価格体系は、個人向け、法人向けに分かれており、それぞれに従量制と定額制がある。また、新規ユーザーは30日間、5回まで無料で解析を行えるトライアルプランを利用できる。

価格体系