ヤフー、Twitter Japan、J-WAVE、森ビルの4社は、災害時にソーシャルメディアを正しく活用するためのイベント「第2回ソーシャル防災訓練」を、2月6日に実施する。あわせて、参加者100名の募集を開始した。今回の防災訓練は、東京都と渋谷区による「渋谷駅周辺帰宅困難者対策訓練」のなかで行われる。

訓練は首都直下型地震が発生した想定で進められる。参加者は、ヤフーのスマートフォンアプリ「防災速報」や、Twitterなどのソーシャルメディアを活用して、途中に用意されたアクシデントをくぐりぬけながら、指定の場所まで避難する。参加費は無料。

第1回ソーシャル防災訓練の様子

昨年9月に行われた第1回ソーシャル防災訓練では、約100名が参加した。その際、「ソーシャルメディアによる避難情報は、多くの情報に埋もれて見つけにくい場合がある」など、いくつかの課題がみつかった。今回の防災訓練では課題の解決に向けて、防災速報アプリで避難情報を配信するなどの試みも行われる。