Net Applicationsから2012年12月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。12月はJava MEのシェアが増加したこともあり、Java ME上で動作するOpera Miniがシェアを伸ばしている。逆にシェアを拡大させてきたSafari及びAndroidがともに減少に転じている。

また、ゆるやかながらChromeとIE Mobileが継続して成長しており、IE Mobileに関してはBlackBerryのシェアに迫りつつある。

2012年12月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年12月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年12月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年12月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 60.56% 微減
2 Android Browser 22.10% 減少に転じる
3 Opera Mini 10.71% 増加に転じる
4 Chrome 1.48% 成長傾向
5 BlackBerry 1.17%
6 IE Mobile 1.16% 成長傾向
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 6.0 32.56% 成長傾向
2 Android Browser 4.0 21.82% 減少に転じる
3 Safari 5.1 13.72% 減少傾向
4 Safari 5.0 6.58% 減少傾向
5 Safari 536 4.08%
6 Opera Mini 4.2 3.62%
7 Opera Mini 4.1 1.75% 12位から7位へ
8 Chrome 18.0 1.48% 成長傾向
9 Opera Mini 4.4 1.32% 13位から9位へ
10 BlackBerry 1.17%
11 Safari 4.0 1.04%
12 IE 9.0 Mobile 1.03% 成長傾向

Opera Miniのシェアが伸びたことからわかるように、Opera Miniの各バージョンが軒並みシェアを拡大させている。Opera Miniのシェア増加はJava MEのシェアに左右されるため、今後も伸び続けるか不透明といえる。先月と比べて鈍化しているものの、Safari 6.0の成長傾向とSafari 5.1/5.0の減少傾向は続いている。

その他、Chrome 18とIE 9.0 Mobileが少しずつシェアを伸ばしていることがわかる。何らかの理由がなければこれらブラウザが急激にシェアを獲得することはないが、この2つは今後も注目しておきたいブラウザといえる。