ユーザのTwitterアカウントやFacebookアカウント、はてなアカウントから興味の対象を分析し、その分析結果に応じてニュースや記事をおすすめするWebサービス「Gunosyグノシー)」が、「株式会社Gunosy」を設立し、法人化した。

パーソナルマガジンをうたうGunosyは、Webの情報の中から独自のアルゴリズムで、ユーザの興味にあった記事を収集。さらに、ユーザがどの記事を見ているかを学習して、アルゴリズムを改善し、使えば使うほどより興味に応じた情報を届けてくれるようになるという。

記事はWebサービスサイトで一覧を見ることができるほか、毎日、時間を指定してメールで届くように設定することも可能。

とある日のおすすめ記事。GoogleなどWebサービスに興味を持っていることがうかがえるが、「凸守とモリサマー」の記事も

Gunosyは、東京大学 大学院に在籍する福島良典さんらが2011年10月に公開したサービス。約1年を経て、ユーザ数は3万人を超える規模になったという。

開発メンバーは、当初は、「半年前まで就職活動を行っており、当時、Gunosyを会社化することを考えていなかった」という。しかしながら、ユーザの増加にともない、「Gunosyというサービスを存続させていかなければならないと強く感じた」ことがきっかけとなり、法人化に至ったとしている。