12月9日(現地時間)、SparkleShareの最新版となる「SparkleShare 1.0」が公開された。SparkleShareはオープンソースのファイル同期、コラボレーションプラットフォーム。SparkleShareを利用することでDropboxやGoogle Driveのようなクラウドストレージ環境に似たサービスを構築することができる。
SparkleShareはGNOMEコントリビュータのHylke Bons氏によって開発されているファイル同期ツール。ファイル同期を実現するため、バージョン管理システムであるGitが利用されている。独自ホスト環境にGitサービスを用意することでクラウドストレージのようにファイルの共有が行えるだけでなく、GitHubやGitorious、Bitbucketなどのホスティングサービスのクライアントツールとしても活用することができる。
公開されたSparkleShare 1.0には、オプションでパスワードによるプロジェクトの保護やファイルを変更した時にポップアップ表示による通知、同じファイルに同時に変更を加えた時の競合処理など様々な機能が実装されているという。
SparkleShareはWindows、Mac OS X、Linuxに対応しており、公式サイトよりパッケージが公開されている。また、ソースコードはGPL v3ライセンスのもとGitHubにて公開されている。