CA Technologiesは11月6日、統合モニタリング・ソリューションの最新版「CA Nimsoft Monitor 6」を発表した。本ソリューションは、レガシー環境からパブリック・クラウドやプライベート・クラウドを含む全てのIT環境において、アプリケーション、ネットワークなど全てのインフラストラクチャ・レイヤのモニタリングを網羅する単一のソリューション。
サービス・プロバイダとエンタープライズ顧客の双方を考慮して開発されており、顧客のビジネス・ニーズに応じて柔軟に対応可能な価格モデルと導入方法を提供している。
最新版「CA Nimsoft Monitor 6」には、ネットワークフロー・データの収集、分析機能を搭載。これにより顧客は、自社のIPトラフィックを視覚化し、問題の特定および履歴の確認、傾向分析を行うことができ、アプリケーションのサービスレベルを視覚的に認識することができる。
また、重要なアプリケーションやシステム全体にわたるネットワーク上での情報のやりとりやパターンを把握でき、分析で得られる識見から、コストや業務への影響に基づいてトラフィックの優先順位を設定し、効率の向上、潜在的な問題に対するよりプロアクティブな予測、顧客体験の包括的な最適化が可能になる。
また、モニタリング・エージェントの自動配信機能を実装。さらに、管理画面のポータル機能が強化され、ITオペレータからインフラストラクチャ全体を統括する管理者まで必要な情報を職責に応じた粒度でモニタできる。
対応するネットワークフロー技術は、NetFlow versions 5、7、9、IP Flow Information Export(IPFIX)、sFlow、J-Flow、NetStream、cflowd、Rflow。
価格は、サブスクリプション契約(1年間から)が、サーバ50台/ネットワーク機器50台の場合22万1,650円/月(税別)。ネットワークフロー分析機能のみの場合、ネットワーク機器1,000台で39万8,000円/月(税別)。