帝国データバンクはこのほど、日本セルカと関連会社のアイベックスが同日、東京地裁に自己破産を申告したと発表した。負債額は合わせて71億5000万円。

日本セルカは、1996に設立された不動産売買、不動産仲介業者。主に経営破たんした不動産デベロッパーの開発物件や在庫を買い取り、再販売する手法を取っていたが、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念した。

アイベックスは、2004年に設立し、日本セルカの関係会社として不動産の仕入れを行い、再販市場におけるマンション分譲会社として「ミレニアム・レジデンシャルシリーズ」の販売を手がけていたが、日本セルカと同様の措置が取られた。