米Googleは27日(現地時間)、コンタクト情報の共有を実現するクライアント/サーバ間のプロトコルCardDAVのサポートを追加した。これによりiOSの連絡先アプリなど、CardDAVに対応するサードパーティのアプリケーションやサービスとGoogleコンタクトの同期が可能になる。

GoogleはすでにIMAPとCalDAVをサポートしており、CardDAVサポートの追加によって、Googleアカウントをメール/スケジュール/コンタクトのクラウドサービスとして活用しやすくなった。同社はGmailのヘルプセンターで、CardDAVを通じてiOSデバイスとコンタクトを同期する方法を説明している。なお、iOSデバイスではMicrosoft Exchangeを用いたGoogle Syncで、iOSのメール/連絡先/カレンダーとGoogleアカウントを同期することも可能だ。

Google Syncではなく、CalDAVでGoogleアカウントのコンタクト情報をiPadの連絡先に同期