Googleは9月26日、駅や空港などの建物内の地図を表示するモバイル機器向けのサービス「インドアGoogleマップ」において、関西エリアを中心に対象施設を追加したことを発表した。

インドアGoogleマップは、Androidアプリ「Googleマップ」のバージョン6.0以上に搭載されている機能で、Android 2.2以上で利用可能。商業施設内や駅構内で現在地を確認したり、建物内のショップの位置を検索したりできる。

阪神梅田本店のインドアGoogleマップ

今回、関西エリアの10駅と2空港、および多数の商業施設で、新たにインドアGoogleマップが利用可能になった。サービス対象施設に追加された駅は阪神本線の芦屋駅 / 今津駅 / 梅田駅 / 甲子園駅 / 御影駅 / 三宮駅 / 武庫川駅と、阪神なんば線の九条駅 / ドーム前駅 / 西九条駅で、空港は大阪国際空港(伊丹空港)と関西国際空港が追加された。

商業施設では、あまがさき阪神、大阪タカシマヤ、川西阪急、京都タマシマヤ、神戸マルイ、堺 北花田阪急、三田阪急、ジェイアール京都伊勢丹、JR大阪三越伊勢丹、千里阪急、大丸梅田店、宝塚阪急、なんばマルイ、西宮阪急、阪神梅田本店、阪神・にしのみやなどがサービス対象施設に加わっている。

また、関西エリア以外では、新千歳空港(北海道)や中部国際空港セントレア(名古屋)、出雲空港(島根)、鹿児島空港(鹿児島)、天神地下街(福岡)も追加された。

同社は今後もインドアGoogleマップの対象施設を増やしていく考えで、関西エリアの主な追加予定施設として、JR西日本 / 阪急電鉄の各駅のほか、あべちか、大阪シティエアターミナル、コムズガーデンなどの商業施設を挙げている。また、その他エリアの追加予定施設には、渋谷ヒカリエ ShinQs(東京) / ダイバーシティ東京 プラザ(東京) / 阪急MEN'S TOKYO(東京) / クイーンズスクエア横浜(神奈川) / 横浜ランドマークタワー(神奈川)が予定されている。