ユタカ電機製作所は、常時インバータ方式UPS「Super Power(SP)シリーズ」に、出力容量が1000VA/800Wの「UPS1010SPL」と、1500VA/1050Wの「UPS1510SPL」を追加したと発表した。すでに、販売が開始されている。価格は、「UPS1010SPL」が18万6,900円、「UPS1510SPL」が20万7,900円。
「UPS1010SPL」と「UPS1510SPL」は、薄型(高さ:2U)でありながら、20分以上のバックアップを可能とし、停電保持時間は、「UPS1010SPL」が約30分(700W時)、「UPS1510SPL」が約20分(900W時)。
電源事情にあわせて運転モードが自動で切り替わり、エコモード併用を選択すれば、交流入力が安定時は自動的に商用給電になり、インバータを停止。電圧の異常を感知すると自動的に高効率90%以上の給電品質優先モード(常時インバータ運転)に無瞬断で切り替わる。
オプションの監視ソフトウェアやネットワークボードを利用すると、スケジュール運転や電力の使用状態を監視できる。また、UPS本体部分と増設バッテリ部分が分かれているので、設置、メンテナンスも簡単に行える。なお、バッテリは、装置前面よりホットスワップで交換できる。
外形寸法は、電源部はW422×H43.5×D510mm、バッテリ部がW422×H43.5×D510mm。重量は電源部が約16kg、バッテリ部が約22kg。