災害時の情報活用について考える「東日本大震災ビッグデータワークショップ -Project 311-」の開催が9月12日に発表された。主催は東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会で、GoogleとTwitter Japanが幹事を務める。
東日本大震災ビッグデータワークショップは、東日本大震災発生時の情報の流れを改めて分析することで、今後起こりうる災害に備えて何ができるかを議論し、具体的なサービスの開発につなげるイベント。参加者は、新聞記事やTwitterのツイートなど、2011年3月11日から1週間の間に流れた各種データをもとに、10月28日に開催される報告会で、研究成果の発表やデモンストレーションを行う。データの提供はすでにはじまっており、公式サイトで参加を受け付けている。
なお、同ワークショップの運営や提供データに関する質問、参加者同士のディスカッションなどを行う場として、9月19日に六本木ヒルズの森タワーでオフィスアワーが予定されている。オフィスアワーの定員は先着80名で、会費は無料。参加は専用フォームから。
また、オフィスアワー以外にも、報告会までの期間にオンライン・オフラインでのミーティングを数回実施し、参加者間での情報共有や研究開発協力を支援するという。