日立ソリューションズは9月12日、タブレット端末と電子黒板を活用した小・中・高等学校向け協働学習支援ソリューション「StarBoard Student Tablet Software」を、4ヶ国語(日本語、英語、中国語、トルコ語)で開発。日本、米国、欧州、中国市場に向けて、10月1日より発売すると発表した。

価格は1ライセンスあたり27万900円。1ライセンスで1台の教師用パソコンと、最大50台の生徒用タブレット端末が使用できる。

「StarBoard Student Tablet Software」を利用した協働学習の様子

同製品は、生徒用タブレット端末(iPad、Android端末、WindowsタブレットPC)と電子黒板、ならびに教師用パソコンの連携が可能となるソフトウェア。タブレット端末を囲んだグループ学習や、1人ひとりのタブレット端末への書き込みを電子黒板で共有。発表・討議などを行う生徒同士の協働学習を支援する。

この製品はタブレット端末や電子黒板の機種を問わず利用でき、またタブレット端末へのアプリケーションの導入は不要。電子黒板「StarBoard」と連携することで、実物投影機との連携も可能。手書きした図形を自動的に整形するインテリペンなど「StarBoard」の機能を使うことができる。

主な機能としては、電子黒板上に提示した写真、画像、手書きデータをタブレット端末へ配布する「配布機能」、タブレット端末でデータを受け取り、手書きやテキスト入力で回答する「回答機能」、タブレット端末から送信または回収した回答データを保存する「保存機能」、タブレット端末から送信または回収した回答データを比較表示する「比較表示機能」が搭載されている。