富士通は、チェーン展開している大規模量販店向けに、販売計画から、発注・仕入・販売・在庫管理・予算管理にわたる基幹業務全般をサポートするMD(MerchanDising)ソリューション「Tomorrowchain」を8月22日より発売開始すると発表した。価格は個別見積り。

同製品は、店舗、部門別の予算達成状況や損益などの経営管理データをタイムリーに確認できるポータル機能や実施すべき業務に対するアラート機能により、MD情報をタイムリーに活用し、迅速な意思決定と改善に向けたアクションを支援する。

MD(MerchanDising)ソリューション「Tomorrowchain」の構成

特徴としては、担当する売場や業務に応じて事前に担当者ごとのポータル画面を設定し、ポータル画面には、業務に必要な連絡事項が適宜表示される「ポータル機能」、各担当者がアラートに対する具体的なアクション情報を確認できる「アラート機能」を備えている点がある。

情報分析テンプレートでは、特売や販促施策などを1週間単位で計画するスーパーや量販店特有のMDサイクルをサポート。これにより、予算達成状況を週単位で確認し、施策の有効性をこまめに検証しながら適宜見直しが行える。